ピアノ引越し 081204

12月4日　Ｋさん宅のグランドピアノの引越しにあわせて、もしもわが家に搬入可能であれば、もう一台あるピアノを譲っていただけることになっていました。
ちなみにそのピアノとはＳ43年購入の、巾150ｃｍ、奥行き65ｃｍ、高さ130ｃｍのカワイのアップライトピアノ。
いままで電子ピアノで練習していたが鍵盤のタッチも違うのでそろそろ買った方が良いのではと先生から言われていたそうで、その話をしたら俄然乗り気の母でした。
アラタはそのご近所さん宅のＡ君がものすごく上手に弾くのをみてからは、いやいややっていた練習も文句も言わずやるようになったのでいい刺激になったのかなと思っていました。
しかし実際、１階に置くところは無いし、設置希望の２階ホールに運ぶまでの経路といえば、階段はメーターモジュールではあるが曲がりはあるし、２階部分に道路に面した大きな窓があればクレーンで吊って入れることはできるそうだがそんな窓は無いので９９％あきらめていました。
でもＡ君のグランドピアノの引越しに来ていた専門のピアノ運搬業者の方が一応現場を見てみましょうということで見てもらったら、アッサリ　「できますよ」と言われてしまった。
その搬入方法とは
オプション１：階段から上げる方法。ピアノを立てて上げるので巾はよさそうだが踊り場の天井高が低そうだ。（ピアノの巾が150ｃｍなので×）
オプション２：道路には面していないが南側の子供部屋の窓から入るかもしれない。その場合子供部屋にピアノを置くことになる。軽トラは入れるがピアノトラックは入れるか？寸法を測ってみたらトラックの巾が210ｃｍで高さが300ｃｍ、それに対して通路の一番狭いところのカーポートの柱のところで210ｃｍ屋根が5ｃｍはりだしているのでこのオプションはアウト。最低240ｃｍ高さ320ｃｍ確保できていたらトラックは入ってこれた。
オプション３：西側に隣接する農道にトラックをとめてそこからクレーンのブームを伸ばして寝室の南側の出窓から吊り入れるというウルトラＣ技。
結局のところ、その予想もしなかったオプション３でやることになった。
それからが大変で、ばあさんを駆り出してベットを移動させて部屋の掃除をして受け入れ準備をした。
あとはプロの仕事を見学。
できると言った手前、意地でもやり遂げたって感じだった。
電柱が思いのほかネックとなりブーム操作も限界スレスレって感じだった。
ともあれ運搬完了、これでお値段￥28,000円（税別）とはとてもリーズナブル。
岩手の業者だったら出来ないと言われるか倍以上の請求が来るものと思われる。